緊急時の症例

緊急時に良く見られる疾患

身近な症例

緊急時の症例


緊急時に良く見られる疾患

症状 考えられる病気
結膜異物 上まぶたの裏側に異物が入ってしまうと痛みが強くなかなか取れません。
早めの受診をお勧めいたします。
角膜鉄粉異物 サンダーなどを使用される方に多い異物です。受傷後数時間を経て鉄粉に反応して痛みがでてきます。
異物およびサビを除去しないと軽快しませんので早めの受診をお勧めいたします。
科学外傷 薬物などが目に入ったことをさします。先ずは目を良く洗って薬剤を洗い流してください。
特にアルカリ性の薬剤は時間をかけて角膜などにしみ込んでいきますので早めの受診をお勧めいたします。
結膜浮腫 アレルギー性結膜炎などで目をかき過ぎたりすると急に白目の部分が腫れることがあります。
良く『目からゼリー状のものが出てきた』と表現される患者さんが多いです。
これは過度の刺激による結膜の浮腫です。濡れタオルなどで冷やしておけば2~3時間で消失します。緊急性はあまりありません。
打撲 目のケガは外見からは判断しにくいことが多いです。
痛みが強い、見え方に変化がある場合は早めの受診をお勧めいたします。
結膜下出血 白目に出血を起こす状態です。通常痛みや見え方の変化を伴いません。
打撲などに伴い発症することもありますが、原因なく起こることも良くあります。
この出血に対して緊急性はありません。